H21.12.10(Thu) 生田武志さん講演会
「共に生きるとは〜野宿者への暴力と排除〜」を聴いて

岡山市立岡輝中学校2年生

○障害のある人も野宿をしていることに驚きました。前回来ていただいた時にも野宿者の話を聴きましたが、障害のある人も野宿をしていることは知りませんでした。あと、襲撃の話も聞いてびっくりしました。仕方なく野宿をしていて、がんばって生きている人に、火をつけたり、けったり、ひどい時は殺したりするなんてひどいなと思いました。生田さんの話を聴いて、夜回りなどの支援活動に興味をもちました。なにかきっかけがあったら参加してみたいです。

○生田さんの話を聴いて、日本に野宿者の人がたくさんいることにとてもびっくりしました。中学生とかが野宿者の人を襲ったりする話を聴いて、なんかむかつきました。ストレス発散のために野宿者の人をなぐったりけったりすることに「カチン」ときました。そのせいで死んだりして悲しくなりました。私も、生田さんのように誰かを助けたりする仕事を将来やってみたいと強く思いました。生田さんの話が聴けて良かったです。

○襲撃事件の話を聴いて、そういうことをする人の考えも理解できないし、したいとも思わなかった。大学生の人のインタビューを聞いてとても恐く感じたし、イラ立ちも感じました。どうして平然と話が出来るのか分からないし、そういった人たちの方が社会に必要ないと思った。野宿者への理解をいろんな人に深めてほしいと思うし、私自身ももっと理解を深めたいと思いました。

○みどりの林檎の時にも襲撃事件については聴きましたが、どんな理由でやったのかなどを今日初めて聴いて、襲撃自体やっていけないことですが、理由が「駆除」や「そうじする」などヒドイ理由だなと思いました。ストレス解消なら他に方法があるじゃない!って思うのですが、まさか野宿者の方達に対してこんな簡単な理由で傷つけているとは思いませんでした。

○今日生田さんの話を聴いて一番大切だなと思ったことは、若い世代の人たちによる野宿者の人たちへの襲撃をなくすためには、学校の授業の時間などで、野宿者の人たちはどうして野宿者になってしまったのか、どうすれば野宿者の人たちを救うことが出来るのかを話し合うということが必要だと思います。他にも、若い人たちが野宿者を襲撃してしまうのは、小さい頃からその人たちの親が、「野宿者の人に近づいてはいけません」などと批判的なことを教えていた場合が多いということも知ることができました。その中で、野宿者の人への襲撃を減らしていくためには、僕が大人になった時に、子供に野宿者に対する理解を正しく教えていけるかが課題になっていくと思います。これからは今まで僕が思っていた考え方を変えて生活していきたいと思います。

○野宿者になるには、順序があるということが分かりました。仕事に就くには20〜30万いるので、野宿者には難しいということが分かりました。今回の話はすごく良かったです。

○野宿者をストレス発散のために襲うのは身勝手だと思う。もっと野宿者のことを真剣に考えたい。1年にたくさんの野宿者達が死んでいることを初めて知った。これ以上野宿者が増えてほしくないです。

○ホームレスになると、住所、家族、お金、頼れる人、何もかも失って絶望的になる…。今の自分なら生きることを捨てると思います。でも、約3万人のホームレスの方たちは一生懸命生きていると思うと感動しました。そんな中、何も知らない若者はホームレスをいじめるということにすごく腹が立ちました。いじめる以上のことをしていると思います。自分のストレスをホームレスにぶつけるのは決していけない。むしろホームレスの方々の方がストレスは多いのに…。“ホームレス”への考え方を見直して、一人ひとりが安心して暮らせれるようになってほしいです。

○野宿者の人の目にナイフを刺したという話を聴いて、とてもその人がかわいそうでした。考えただけで気持ち悪くなりました。そして、野宿者支援ネットワークや夜回りの人などの話を聴いて、とても大変だけど、野宿者の人にとってとてもいいことだと思いました。そして、野宿者が将来的に1人もいなくなればいいなと思いました。

○ホームレスの人は何も悪いことをしていないのに、若い人たちは蹴ったり殴ったり殺したりして、最低だと思った。ストレスの解消だとかいってやってたけど、そんなことをしてストレスが解消するのかと思った。その人たちにはストレスの解消法がそんなやり方しか見つからないのかと思うと、かわいそうな人たちに思える。

○私は、みんなの場所の話と、お金が無くて働くこともできないということ印象に残っています。野宿者は公園などで寝ていたら追い出されたり、面接に行こうとしてもスーツを買うお金がないので面接にいけない、行けたとしても野宿者というだけで差別を受ける。どこにいても変な目で見られていると思いました。なので、ちゃんと分かってくれる人を増やしていかなければいけないと思いました。今日はすごく勉強になりました。ありがとうございました。

○ホームレスがこんなに嫌われているとは思わなかった。悪ふざけで人を燃やすなんてびっくりした。

○野宿者の方が殺害される事件がとてもひどいと思ったし、追い出されたりするのがとてもかわいそうだと思いました。何も悪いことをしていないのに差別されるなんて、本当に最悪な世の中だと思いました。「スカッとするから」、「ストレス解消になるから」って理由で殺してもよい理由には絶対にならないと思いました。それがOKになっちゃったら、毎朝のように(TVなどで)目にしている殺人事件だってOKになっちゃうと思います。そんなことのない平和な世の中になってほしいです。今日の講演を聴いて、隣で冷たく笑っている人よりも、温かくてすぐに手を貸してあげられる、そんな大人になりたいです。今日は生田さんの話が聴けれて本当によかったです。

○生田さんの話を聴いて、野宿者への考え方が変わりました。暴力とかそういうのは絶対にやってはいけない。あらためて感じました。野宿者は、毎日アルミ缶やダンボールを集めていて、とても大変なんだと思いました。生田さんは野宿者の方のためにとても良いことをされていると思います。野宿者の方の中には、テントの中でなくなられている方がある…。生田さんが発見された時、どんな風に思われていますか。私がその立場だったら、悲しくなって、お話の中の高校生のようにパニックになると思います。野宿者の方がこんなに大変な思いをしているとは思いもしませんでした。

○野宿者の大変さがとても分かりました。野宿者から元の生活に戻るのは、とても大変なことだと分かりました。野宿者の人を襲撃するのはとてもひどいと思いました。

○日本全国に野宿者の方が増えているというのに少しびっくりしました。特に北海道とか…。マイナス何度にもなるのに…。すごく大変そうだと思いました。私も全て無くした時(お金、仕事…)、野宿者の人みたいな生活になるのかなぁと思っています。

○野宿者に対しての暴行についての話をされていた時、子どもが野宿者に対して暴力をふるうけど、それは子どもだけでなく、親、大人の責任でもあるというのは、私もその通りだなぁと思いました。あと、暴行する人をつかまえて話をあおうと頑張っているのに、なかなかつかまらないのが残念だなと思いました。私も今までボランティアをやったことがあるので、そういうことについてのボランティアをする機会があればやってみたいなぁと思います。

○最初は「ホームレスの人達なんて…」って思っていたけれど、今日の生田さんの話を聴いてから、たくさん思うことがありました。中・高生の人達が多く襲撃していることが分かってビックリしました。でも、ガソリンをかけて火をつけるということの方がすごく驚きました。こんなことは同じ人間だからやってはいけないと思いました。あと、路上死する人がいるというのも分かり、一人でも多くの人を助けたいと思いました。ボランティアの人がたくさんいれば、今より多くの人が助かるんだと思います。今日の話で考えが変わりました。

○軽い気持ちで野宿している人を襲撃し、さらには殺害までしている人がいるのがよく分かった。仕事を失っただけでどんどん野宿へ追い込まれてしまうことを知り、とても驚いた。

○自分がなりたくてホームレスになったわけではない。人から見たら仕事とかしていないように見えるかもしれないけど、実際には自分たちの力で生活ができるよう努力して働いたり、ゴミを集めて売ってお金をかせいだりしてると思うから、他の人が見た目だけで判断してしまったらダメだと思いました。

○若い大人の人や高校生の人達に暴力をふるわれて亡くなった人もいるのに、やった本人達は何も反省せず、ストレス発散のためにやって、野宿者の人達がとてもかわいそうだと思います。暴力をして「すっきりする」なんて考え方はおかしいと思います。この世の中にいらない人間なんて一人もいません。命の重さを分かっていない高校生や若い大人の人達は最低だと思います。命の重さをわかってほしいなぁと思います。

○私達と同じ年代の人達がホームレスの人達を殺したり、ケガをさせたりしていることを知って、なぜそんなことをするのかと思い腹が立ちました。特にDVDに出てきたSくんには腹が立ちました。言ってることに疑問も感じました。そんなことをするんだったら、自分がホームレスになって、同じ思いをして、自分がしていることがどれほどダメなことかを気付いてほしいなと思いました。国も、追い出すだけでなく対処したらいいと思いました。

○中学生や高校生がホームレスの人を襲撃するとかありえないです。そんなことあってはいけないと思います。というか、ホームレスの人多すぎです。ありえないです。(周囲は)ちょっとは少なくする努力をしたらどうなんですかと思いました。

○今回の講演で、野宿者の人々がどれほど苦しい思いで生活しているのかが分かった。野宿者は自らすすんで路上生活しているわけではないのに、周囲の人から差別の目で見られたり、襲撃されたりと、本当に辛い生活を送っていることが分かった。仕事がなく、働きたくても働くことができないのはとても大変だなと思った。野宿者の人々が安心して働くことができるような社会になってほしいと思う。

○生田さんの話を聴くと、自分たちの知らないところで、苦しんだり悲しんだりしている人達が大勢いて、しかもそんな人達を助けようと、たくさんの人の努力があったので、かっこいいなぁと思いました。野宿者の人達は差別の対象になってしまっているので、できることなら守ってあげたいと思いました。

○ホームレスの人はなりたくてなったわけじゃないのに、10代の人は「汚い」とか「役にたたない」とか「ストレス発散」とかで、ゲームの技など首を絞めたり、ガソリン類をかけたり、火をつけたりで、ホームレスで遊んでいると思う。そんな暇なんだったら、勉強とか仕事とかしたらいいと思う。あと、住民とかも追い出しをやるんだったら、皆で協力してホームレスをフォローなどしたらいいのに。なんで追い出しとかするのか意味不明。自分たちがホームレスじゃないからといって、変な人扱いとかひどすぎる。そんなことしとったら、もし自分がホームレスになった時助けてくれる人がいなくなるんだから。なんか悲しい。

○ホームレスの人も同じ人間で、遊び半分やストレス発散のためだけに殺されて、殺された人が本当にかわいそうだと思いました。もっと命を大切にしなければいけないとあらためて思いました。

○今回すごくしんみりとした話でしたが、今の社会の現状が分かり、大変勉強になりました。

○おもしろ半分でホームレスの方を傷つけたり殺したりするのが、私達と同い年ぐらいの子が多いときいて、ありえないと思いました。しかも、駆除とか裏の仕事みたいでかっこいいとか証言をしている人がいたけど、ただのばかとしか思えませんでした。

○DVDで質問に答えていた若者にはびっくりしました。悪いことをしているという自覚がなく、さらには正義感まで感じていて、おかしいんじゃないかと思いました。野宿者の中にも、周りの人達にしたわれている方もいて、なぜそういう人達が若者の暴力で殺されてしまうのか、残念に思います。自分がそういう犯罪を起こさないようにしたいと思った。

○人間が野宿者になるまでの話を聴いていると、私たちの誰もがそうなる可能性があると分かりました。今の不況な時代では、いつ親が失業し、自分たちが野宿者になってもおかしくないので、その人たちを襲撃する人に対して理解ができません。毎日夜明け前からずっと働いている人達に暴行を加える権利は私たちにはないのですから、今まで以上に野宿者への対応を考えていかなければならないと思いました。


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