♪・武満徹編曲 ゴールデン・スランバー(レノン &マッカートニー) 3:55 (2016.12rec)
Golden Slumbers for piano ,John Lennon & Paul McCartney, Arranged by Toru Takemitsu
《ゴールデン・スランバー》は、高橋アキの「ハイパー・ミュージック  レノン&マッカートニー」の録音シリーズの完結篇のために編曲された(1992年録音初演)。楽譜は2016年10月に発売。原曲のメロディをかなり残しつつ、和声は大幅に変更されている。
高橋アキは楽譜の拍を相当動かす、ほとんど即興的な演奏をしていた(楽譜を見ながら聴くとびっくりする)。それがいちいちセンスがいいので、すっかり感心して聴いてしまうのだが。ぼくは凡庸に、ほぼ楽譜通りの拍で弾いてます。
参考に、原曲の
♪・ゴールデン・スランバー
(レノン &マッカートニー)  1:52 (2016.12rec)
Golden Slumbers for piano ,John Lennon & Paul McCartney
こちらのスタジオのスタインウェイ D-274でレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・フィトキン Fervent(激烈な) 14:35 (2016.10rec)
Graham Fitkin,  Fervent (1992-94)
イギリスの作曲家、フィトキンのピアノ曲。この曲は、榎本玲奈のアルバム「In A Landscape」(2014)で初めて聴き、「これはぜひ弾きたい」と思い、フィトキン・サイトから楽譜を買った。2015年1月の大阪での榎本玲奈リサイタルでこの曲を間近で聴き、さらに「弾こう!」と思った。
「一番記憶に残るのは「Fervent」で、複雑な拍子とリズムが展開する中、ロック的な音型が炸裂する箇所(例えば335~6小節)が体に直撃してきました。実演で聴けて良かった!(聴く度に思うけど、これ、ロックフェスとかで弾いたら絶対受けると思うんだけど。そういう企画する人、いませんかね)。ポストミニマルとロックと交差し、そこから時に暴力的なほどの激しさがほとばしる音楽のあり方が魅力的でした。」(榎本さんへのメール)
 しかし、弾き始めると、思ったよりずっと大変な曲だった(具体的に詳しく書くつもり)。榎本玲奈さんに6回のレッスンを受けて、「譜読み間違い」から始まり、さまざまに指導して(しぼって)いただいた。残念ながら、指導されたことや自分の考えていることをまだまだ弾けてないですが、これがぼくの限界です。
こちらのベーゼンドルファー・モデル290インペリアルでレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。
YouTubeにアップしているFerventと同一演奏で、画面右奥に見えるマイクで録音した。

マーラー 交響曲第5番4楽章・アダージェット 10:13 (2016.4rec)

ヴィスコンティの『ヴェニスに死す』でテーマ曲のように使われ有名になった音楽。映画の中で、(マーラーにあたる)主人公が(シェーンベルクにあたる)若い友人と議論しながらピアノでこの曲を弾く光景が印象に残った。マーラーにピアノ曲はないが(室内楽を入れても、10代のピアノ4重奏があるくらい―この曲はスコセッシの『シャッターアイランド』で印象的に使われた)、これだけはピアノでもよく弾かれている。
普通、この曲はオーケストラで11~12分程度で演奏されるが、マーラーはピアノで7分強で弾いたという! ブーレーズの1968年の海賊盤を持っているが、それが7分台なのは「さすが」と言うべきか(なお、ブーレーズの1996年盤は11分弱になった。ほぼ別人だ)。一番よく聴くのはシノーポリだが、それは10分強。ここでは後藤丹の編曲に手を入れている。
こちらのスタジオのスタインウェイ D-274でレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

前奏曲集 第1巻から
♪・第2曲 帆(ヴェール3:37 (2015.10rec)
Debussy, PreludesⅠ-ⅡVoiles
ドビュッシーの前奏曲集については、メシアンのアナリーゼを基にした別宮貞雄『ドビュッシー 前奏曲集第1巻 全曲研究』が参考になるが、それによると「この作品にはきわだった特徴がある。(…)全部で64小節のうち、短い中間部のわずか6小節をのぞいて、すべて全音音階にもとづいている」「これだけの限られた音で、ある時間の持続をつくることは並大抵ではない(…)その困難なことがいかに解決されているか。それにはそれなりの彼の苦心があるわけだ」。
この「苦心」には、このアナリーゼではあまり触れられていないが、リズムの扱いにも現われていると思う。
こちらのスタジオ
でレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。
♪・第7曲 西風の見たもの 3:45 (2015.11rec)
Debussy, PreludesⅠ-Ⅶ Ce qu'a vu le vent d'ouest
暴風雨の過ぎていく経過のタイトルだろうが、メシアンによれば「荒れ狂う大洋と難破したひとたちの叫び」。ピアノの表現力の限界を示すような圧倒的な技法が展開される。だが、色彩に溢れた音響の一方で、切り詰められた種類の音程、半音階進行の連鎖など、そのスコアは意外にシンプルでさえある。
こちらのスタジオでレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・第8曲 亜麻色の髪の乙女 2:38 (2015.11rec)
Debussy, PreludesⅠ-Ⅷ La fille aux cheveux de lin
ドビュッシーの繊細さが露わな曲で、和音の平行移動が微妙な感覚を作り出す。同じく和音の平行移動を多用する「西風の見たもの」とはあまりに異なる世界を作り出す。この曲は「西風の見たもの」の後に聞くのが一番いいのだろう。
こちらのスタジオでレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・Romance  2:43 (2015.6rec)
Vine
オーストラリアの作曲家、カール・ヴァインの曲集「アンネ・ランダ・プレリュード」(2006)の第10曲(全12曲)。
作曲者によると「ロマンスという言葉は、情熱、不義(intrigue)、ミステリー、昂揚という意味を、前世紀の間に失ってしまった」。ロマンティックかつ沈痛な冒頭と、急速にかけあがる音階をちりばめたパッセージ、そして冒頭の再現。中間のパッセージは即興的にも聞こえるが、楽譜ですべて音価が細かく指示されている。指示の♩=56(さすがにこのテンポは…)より遅く弾いてます。
こちらのスタジオのスタインウェイ D-274でレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・Short Story 2:56 (2014.4rec)
Vine
オーストラリアの作曲家、カール・ヴァインの曲集「アンネ・ランダ・プレリュード」(2006)の第1曲(全12曲)。「プレリュード」冒頭の曲らしく、静かな和音のあとに緩やかなアルペジオ、そして広音域にわたる急速なアルペジオが繰り広げられる。
作曲者によれば、「ストーリーがあるが、それは特定の出来事ではなく内的なロジックを通して現われる」。「内的なロジック」というのは、聴いた通り「不穏な静けさ」「流れと爆発」「不穏な収束」という進行だろうけど、それぞれでのヴァインの和声の選択はセンスがかなりいいです。下の「コラール」もいい曲だけど、ときにマチスモ(男らしさ)がちらついて「おや?」と思わせる瞬間があるけど(「それがいい」という人もいるかも)、こちらは幻想がずっと自由に羽ばたいていると感じられます。
なお、中間部の広音域のアルペジオは両手を交差させて弾くんだけど、28小節目の「E♯」オクターブは左手で弾くことが物理的にできないのでズラして弾いてます(他のピアニストは上の音だけ弾いている模様)。数カ所編集。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・Ever After Ever 1:42 (2014.4rec)
Vine
上に同じく「アンネ・ランダ・プレリュード」(2006)の第4曲。
作曲者によれば、「ずっと続くのは、唯『つかの間』だけ―他のものは絶え間なく変わっていく」。「ずっと幸せに暮らすというのはシンプルな問題ではない。たとえあなたがそれを受け入れたとしても、ずっと続くのは唯『つかの間』だけ」。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・Tarantella 1:28 (2014.7rec)
C.Vine,The Anne Landa Preludes, for piano; 9. Tarantella
アンネ・ランダ・プレリュード」(2006)の第9曲(全12曲)
♩=192の急速なタランテラ。ピアノの超高域と超低域を駆け回り、「あっ」という間に終わります。とはいえ、も少し早く弾けたらよかったんだけど、これが限界です。右手と左手を鍵盤の両端に置いていろいろ弾いてみることがあるけど、あの発想で曲を構成した感じ。数箇所編集。ピアノ音源Ivory II Italian Grand


♪・コラール 2:51 (2013.2rec)
Vine, Chorale
上に同じく「アンネ・ランダ・プレリュード」(2006)の終曲。作曲者によれば、「pensiveness」(もの悲しさ)を呼び起こす、必ずしも宗教的でないコラール。
ほぼ♩=50の指示通り弾いている。Michael Kieran Harveyの弾いたCDがあるが、かなり早いテンポで弾かれている。それはそれでいい演奏だけど、♩=50で弾いた印象とはかなり異なる。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・Cloud Atlas 雲の表情Ⅰ 2:27 (2014.11rec)
Toshi Ichiyanagi,
一柳慧のピアノ曲連作の1曲目。1985年初演。「Cloud Atlas」と言ったらウォシャウスキー姉弟+トム・ティクヴァ監督の2012年の映画がある。映画の原作はデイヴィッド・ミッチェルの小説「Cloud Atlas」で、ミッチェルは「Cloud Atlasというのは一柳慧のピアノ曲の名前だ。美しいタイトルだからCDを買ったんだよ」とインタビューで言っている。

楽譜は小節線がなく流動的な構成をとる。12音への志向が強く、例えば


これで12音が揃っている。
もう一つの特徴は、上の和音もそうなってるように減8度(オクターブ-半音)が多用されること。それと、「Ⅲ」で更に追究されるけど、一定範囲内の鍵盤を一気にすべて使う「密集音型」の多用。この結果、輪郭が定まらない「雲」のような響きが作り出される。
こちらのスタジオでレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・Cloud Atlas 雲の表情Ⅲ 2:20 (2015.4rec)
Toshi Ichiyanagi,
一柳慧のピアノ曲連作の3曲目。

こんな感じで、「Ⅰ」とちがい小節線がある(音型の変奏により、拍数は刻々と変わるが)こともあり、律動感のある曲になっている。繰り返される右手の音型は、DからHまでの鍵盤をすべて使う「密集音型」で、この手法が多用される。そして、ラストの

のように、減8度の和音も多用される。というわけで、雰囲気はまったくちがうが、音楽の作り方ではやはり「Ⅰ」と非常に近い。ノリの良さで、こっちの方が断然聴きやすいとは思うけど。
こちらのスタジオのスタインウェイ D-274でレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・The Cone Gatherers Part 1 (Slow, smooth,dark) 5:56 (2015.3rec)
♪・The Cone Gatherers Part 2 (Slightly faster) 2:31 (2015.3rec)
♪・The Cone Gatherers Part 3 (Slower) 2:27 (2015.3rec)
Graham Fitkin, The Cone Gatherers
イギリスの作曲家、グラハム・フィトキン(1963~)の1987年の作品。スコットランドの小説家、ジェンキンズの小説の舞台化用に書かれた(いま読んでるけど、第2次世界大戦中のスコットランドの森でひっそりと暮らす兄弟をめぐる理不尽なまでの強烈な悪意と善意が描かれる、レビューにあるように「簡潔にして恐るべき激情の傑作」)。
フィトキンの作品としては技術的に易しくシンプルだが音楽的な深みに欠けていない。特にPart 2の、右手の分散和音と左手の和音進行の対比の清冽な美しさが素晴らしい。
Part 1とPart 3はこちらのスタジオのYAMAHA C5で、Part 2はこちらのスタジオのスタインウェイ D-274でレコーディングし、音声ソフト「Audacity」で残響を加えた。

♪・時計草  0:28 (2014.2rec)
Yuji Takahashi , Passiflora
高橋悠治のピアノ曲。作曲者によると「もともとはシティズンのCMだったのですが 矢野顕子とピーター・バラカンが歌詞をつけてGood Night として登録したので 歌詞のない原曲を別タイトルで使えるようにした」ということだ。(http://ameblo.jp/terauchi-mbank/theme-10071889684.html)。CM音楽なので30秒未満。
ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・しばられた手の祈り  6:04 (2014.2rec)
Yuji Takahashi , Chained Hands in Prayer
朴正煕(パク・チョンヒ)軍事政権により政治犯として長年投獄された韓国の金芝河(キムージハ)の詩につけた歌曲に基づく変奏曲。1976年の曲。『高橋悠治 コレクション1970年代』を読んで、70年代の政治と音楽に関わった文章を読んで、この時期の高橋悠治の曲を弾いてみようと思った。この本に繰り返し書かれている、政治的問題と音楽を妥協することなく追究するという課題へのチャレンジとしてこの曲は作られている。少し引用すると、
「芸術の革命は、革命の芸術だ。部分の変化は、全体の変化に依存し、しかもそれを促進する。音楽の政治参加ではなく、政治と音楽の統一、キムージハのいう『政治的想像力』」
「音楽語法の革新のような専門領域内で解決できることではなく、むしろあてがわれた領域のワク組みをこわして文化と生活の共通の根にたどりつくことが必要なのだ。それを可能にするのは、すべての領域に同じ問題を見、『生と世界の同時的改革』をめざす『政治的想像』と詩人キム・ジハの呼ぶ、精神のあの力だ。」
「特に近代音楽の成果については、西洋崇拝や帝国主義文化におちいらずに、固有の文化の近代化のために、それらをとりいれながら、固有のものとくみあわせること。『和魂洋才』ということばのような、古い精神をあたらしい技術でかざるのではなく、『民族的な形式、社会主義的内容』のスローガンのような、教条を古いなじみの表現法でのみこませるやり方でもなく、文化革命と技術のちがうつかい方の発見とをむすびつけること。技術革命は、西洋の最新技術を輸入することではなく、大衆の立場からの技術の再検討からはじまる。」(『高橋悠治|コレクション1970年代』)
カーペンターズの「I need to be in love」と同時に弾いてたが、どちらも1976年の音楽だ。韓国の反体制文学者にインスパイアされた日本の前衛作曲家の作品と、「ミルクとアップルパイ」のような音楽と評されたカーペンターズの曲は、それでも同時代の空気を呼吸していたと思う。
数箇所編集。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・フーガの技法 Contrapunctus I 2:44 (2011.12rec) Bach, Kunst der Fuge  
これについてはセロニアス・モンクのようにバッハを弾けるかを参照。

♪・Für Alina 4:43 (2011.12rec)
Pärt
エストニア生まれの作曲家、アルヴォ・ペルトの1976年の作品。自身が「ティンティナブリ」(鈴声)と呼ぶスタイルを確立した転換点の作品で、音楽の成立するギリギリまですべての要素が切り詰められている。

♪・水の反映 4:32 (2014.5rec)
Debussy, Reflets dans l'eau
『映像』第1巻第1曲。「メロディと和音」という古典派以来の構造が消滅し、従来の「拍」に沿った時間の流れが「水の流れ」のような流動的なものに変容している(小節線そのものを廃したサティとは違った形で)。その意味で、ドビュッシーのピアノ曲の中で最も革新的なものの一つだろうが、ノーミスで弾くのが非常に難しい曲でもある。高校の時から弾いているんだが…。数箇所編集。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・ノクチュルヌ
Satie, Nocturnes
1. Doux et calme 優しく静かに  2:56 (2013.12rec)
2. Simplement 単純に 2:06 (2013.12rec)
3. Un peu mouvemente 少し動きをつけて  3:05 (20133.12rec)
4. ♪= 92  2:51 (2013.12rec)
5. ♩‧ = 60  1:55 (2013.12rec)

ノクチュルヌは、ぼくが(高校1年か2年のとき)最初に買ったサティの楽譜。サラベール版の楽譜は3ページほどの「3番」で1200円ぐらいした(日本の出版社からサティはまったく出てなかった)。
「クラシック音楽」のほとんどは、バッハ・ドビュッシー・サティの三角形に収まるのではないかとときどき思うことがある。実際、サティの「ヴェクサシオン」「家具の音楽」などのアイデア、そしてエキセントリックでもあるユーモア感覚はその後ほとんど追随者がなかった。「5つノクチュルヌ」も(同時期の「ソクラテス」と同じく)その孤高な静謐さでいまだにほぼ類例のない音楽になっている。
テンポはおおむねサティの指示通り。クラシック演奏家の多くは「楽譜の音を変更する」のは絶対のタブーにする割にテンポの変更は平気でしてて、この「ノクチュルヌ」も指定されたテンポをかなり変えているのが多いです。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・彼の眼鏡(嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ 第2曲) 1:15 (2013.12rec)
Satie, "Son binocle"(3 Valses du precieux degoute )
「ジムノペディ」を思わせる非常にシンプルで静かな曲。あまり知られていないかも。でも、鬼束ちひろが自分のライブの前に「ジムノペディ」を流したりと、ポップス系の人がサティを使うことがあるけど、そういう用途ならこの曲の方が合ってるのではないかと思います。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・あなたが欲しい 5:18 (2013.3rec)
Satie,Je te veux
サティの最も有名なシャンソン。ワルツが「身についていない」日本人にはどう弾けばいいのかよくわからないんだけど、でもよく弾いている。
なお、この曲はケージの「Sonnekus2」(『Singing Through』収録)の中で聞き慣れたので、「最後の箇所のピアノはアルペジオ」で刷り込まれてしまった。なので、サティ自身のソロピアノバージョンをアレンジして弾いている。数カ所編集。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・優しく 3:10 (2013.3rec)
Satie, arrange Aki Takahashi, Tenderment
これもサティのよく知られたシャンソン(高橋アキ編曲)。ピアノ音源Ivory II Italian Grand

♪・エンパイア劇場の歌姫(山木正生編曲)2:45 (2011.10rec)
Satie, arrange Masao Yamaki, La Diva de L Empire

サティのカフェミュージック。サティ自身のピアノ編曲が発見される前に山木正生が編曲し、中間部に原曲に無いテーマが付け加えられたバージョン。

♪・プレリュード 1:30 (2011.5rec)
Ravel, Prélude
ラヴェルがパリ音楽院の初見の試験用に作曲した27小節の小曲。よく見ると、2小節少しで12音すべてが揃う。これについてはこちらを参照


★断わりのない限り、電子ピアノによる編集なしの一発取り
音声ソフト「Audacity」で残響を加えた

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