京都府立向陽高校
第3学年 第1回人権学習 感想文


 人権学習の中でホームレスの人たちについての話を初めて聞いた。自分はホームレスとかの人を今まで避けて生きてきたけど、今日の生田さんの話を聞いてホームレスになりたくてなった人はいないと気づかされた。生きていくうえで、家庭の環境や病気とかで仕方なくホームレスになってしまったのだと思った。映像を見たけど、自分たちよりも小さい子たちが人のため、ホームレスの人のためにご飯をあげたり、お話していたりしてすごいと思った。
 自分だったらここまで他の人のためにできないと思う。資料にもあったけど、自分たちぐらいの若い人たちがホームレスの人を殺害したり、襲撃している記事を見てびっくりした。ホームレスの人は何も悪いことをしていないのに、人をいじめるみたいに暴力とかダメだと思う。人を殺したりして何が楽しいのかわからない。今日の生田さんみたいに自分の時間を使ってホームレスの人の為に頑張ってやっている人がいることは本当にすごいと思った。自分にもホームレスの人のために何かしてみたい気持ちがわいた。生田さんみたいに1回ホームレスの人の立場を経験していることは誇りなことだと思った。これからホームレスの人たちを見かけたら一度声をかけてみたいと思った。             

 僕は今までホームレスという人たちは見たことはなかったが、今年の3月に起こった事件から少しずつホームレスに関することはインターネットで見ていたが、やはり今回の話を聞いて自分がどれだけホームレスという人たちについて詳しく知らなかったという事に気が付いた。やはりホームレスの人たちへの世の中の偏見などは、ホームレスの人たちを知るという事で少しずつ減らすことができるのではないかと思った。自分はまだホームレスの人たちに何もすることはできないけど、いつかこのような人たちの役に立てるようになりたいと思った。少しでも社会のホームレスに対する対応が変化するべきだと思ったし、社会全体がホームレスについて学んだり。知ることがより良い社会をつくるために必要だと感じた。たちの世代が次の世代にこのようなホームレスに対する偏見などをなくすために努力しなければならないと思った。とても貴重な話を聞けたと思う。

 テレビの番組では、放送していなかったけど、ホームレスに危害を加える学生らが共通して親から暴行を受けていたというのが意外だった。そこで自分が受けた暴力、悲しみを人にぶつけ、同じ痛みや感情を与えるのはどんな理由があっても関係ない人に当たるのは違うと思った。ホームレスが日々増えていく中で全員にhouseと仕事、金を与えるのは無理だけど、せめて安全だけでも役所が確保すべきだと思った。無防備な段ボールハウスでいつ襲われるかわからないのは、近所の住民にも恐怖を与えかねないし、何より毎日金銭を貯め続け、寒い中寝ている人の命が危ないから最低限でも補助してあげられることがないかと思った。ホームレスになる前は、仕事して少しでも社会に貢献してきたはずだし、その人らに何かを返す義務はなくても、人としての気持ちはあると思うから。

 私はホームレスと聞くと「最近ホームレスになった」とかならこれから頑張れば良いと思っていて、「何年もホームレスだ」と聞くと、ホームレスから抜け出そうと思わない、努力していない本人たちが悪いのだから、何で助けてあげるのかなと思っていた。害も加えないし、何もしない。ただ無関心でいた。でも、今回の講演を聞いて、一人一人にそれぞれの事情があることが分かった。事情があるというだけでなく、一回ホームレスになってしまえば、そこから戻ることはとても難しいということ。仕事なんて探せばいくらでもあると思ってたけど、ホームレスになる、そして、何年もホームレスでいるしかない人たちは、なかなか仕事が見つからない、就けないということもわかった。今回の講演で、無関心から興味に変わっていきました。大学生になってホームレスの方と関われるボランティアなどがあればぜひ、参加してみたいと思えるようになりました。
 何の事情も知らない人がホームレスの人に襲撃したりするのはかなり悪質でひどいと感じた。事情や理由の有無に関わらず、やっていることは法に反することなので絶対にダメだと思う。講演の中で、「ホームレスなのはその人に原因がある」だからこの会社には入れないというような差別的な会社があることに驚いた。必要なのは、ホームレスだからダメではなくその人の中身を見ることだと思う。ホームレスの人たちもいろいろな事情があるのだ。
見た目だけではねられるというのは、そういった考えを見直す必要があると思った。差別的な考えがこの国からなくなれば、ホームレスになる人も少なくなるだろうと思った。

 『ホームレス』のことを話題にして人権学習することは少なくすごくお話が聞けて良かったです。こんなに心が苦しくなるとは思わなかったです。失業やDVなど様々な理由でホーレスになる方がたくさんいて、しかも、コロナの件もありこの先もっと増えていくのではと思いました。ゆっくり体を休めることもできず、朝早くから探し回ったり、ご飯を思うように食べられない毎日を過ごしているのを見てとても心がしんどかったです。1日探し回っても、I kg 6円だったり、一個2円だったり。時給が980円だったり、普通に働けて雇ってもらえることがこんなにも幸せなことだとは思わなかったです。これからはもっともっとありがたさを感じて無駄使いはしないように頑張ります。夜の見回りをする小学生たちがとてもすごいなと思ったし、ボランティアとしてお金をもらわず、困った人を助けようとしているのがとてもすごいなと思いました。そして、自分にも何かできることを考えたいです。
                        
 私は中学の登下校中に通る橋の下で女性のホームレスに会ったことがあって、友達とー緒に少しだけ話をしたりしていたのを思い出しました。生田さんが女性はあまり目立たないようにしていると言ってたけど、本当にその通りで、布団でテントみたいなのを作って顔を見せないようにしたり、周りに男物の服を干したりしていました。今回の話を聞いてこんなにひどい事件があったことに驚いたし、しかも私たちと同年代の人がしているのを知って悲しくなりました。何でそんなひどいことができるんだろうと思った。こういう事件がこれから少なくなることを願いたいです。
 
 僕は正直、ホームレスの方に良いイメージはなかった。今回の講演を聞いて悪いイメージはだいぶ取れた。家庭事情などいろいろな条件が重なってなるんだなあと思った。一番感心したのは、若者がホームレスを襲撃するという事件はよくニュースなどで見たことがあるが、ホームレスが若者に対して襲撃するというのは確かに聞いたこどがなかったです。実際にホームレスに出会った時に何かすることは、僕は正直できないと思う。だけど、今回聞いたことを誰かに伝えることはできるので、伝えていきたいと思う。
 
 ホームレスの人は40~50代くらいから仕事に就けないという現実に驚きました。また、面接に着ていく服もないため仕事につくのはとても難しいということに気づかされました。
ハローワークに行っても住所がない人は仕事を紹介しでもらえないのはひどいなと思いました。ハローワークは仕事がなくて困っている人が利用する所なのに、まず住所がないといけないのはハローワークがある意味がないと思いました。自分もホームレスの方たちへの恐怖心をなくしていき、優しく対応できるような人になりたいと思いました。  

4組
 野宿している人たちのことをあまり考えたことがなかったので、どのような人が、どのような理由で野宿をしているのかを正しい情報で知れたので良かった。まさか野宿している人に対して襲撃している人たちがいるなんて思いもしなかった。私白身、街で寝ている人を見かけると、少し怖い印象を持ってしまっていた。でも悪い人もいるかもしれないけど、ほとんどの人が自分の信念を持っている人なんだとわかった。

 正直、自分はホームレスの人に怖いなというイメージを持っていました。しかし、今日の話を聞いて自分が持っていたイメージとは全然違ったし、申し訳ないと反省しました。話すことが一番大切だなとすごく理解できた人権学習でした。ホームレスの人を理解してくれる人の社会ができたら、こんな問題は起こらないので、こういう人たちが増える社会になればいいと思いました。

 正直、ホームレスの人は怖いとか悪い印象を持ってしまっていたけど、本当は違うのだと分かった。何に対しても、決めつけるんじゃなくて、自分でしっかりと考えて自分自身で真実を見ることがとても大切だと分かった。今の自分には、そういう人に対して何もしてあげられないかもしれないけど、何も考えないのとは違うから、関心を持ってこれから過ごしていこうと思った。みんながすごしやすい国になればいいと思った。何回も病院に行ったって話が出ていたけど、お金はどうなっているのか気になった。

 話を聞き始めた時に、「なぜ、バイトをしないんだろう?」と疑問に思いました。ホームレスの方がバイトしているのを見たことはなかったけれど、それでも疑問に思いました。話を聞いていく中で、『住所がない』というのが大きい原因なんだと分かりました。講師の先生もおっしゃっていましたが、やっぱり元々あるホームレスというイメージは簡単には払えないのだと思いました。私もホームレスと聞くと、怖いとか、関わってはいけない人というイメージがありました。でも、今回の話を聞いて、全員じゃないとしてもホームレスで危害を加える人はいない、むしろ危害を加えているのはこちら側なのだということも知りました。危害を加えている側にどんな事情があるにしても、それは許されないことだなと思いました。私がこれからホームレスの人に話しかけられるかと言ったら、それは無理かもしれないけれど、知っていくことはできるんじゃないかと思いました。今回は貴重なお話ありがとうございました。


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