ホームレスの坂本さん、支援している生田さんに出会って

 17日、坂本さんと生田さんに学校に来ていただき、話を聞かせてもらいました。出会ってみてどうでしたか。

会うまでは、こわいと思っていたけど、印象が変わったという人がたくさんいました。こわいと感じることは、その時感じた正直な気持ちだと思います。きっと知らないことが、こわいという気持ちを生むのではないかなあと私は思います。今回、坂本さんの生活を知って、いろんなことを感じ、ホームレスの人のことを考えるができました。みんなのふりかえりをしょうかいします。

 

@ 最初はホームレスの人たちといえばこわい・悪い・きたないと思っていました。私は会ったことがないのに、そうやって思っていたことがすごく悪いなと思いました。生田さんの話を聞いて一番心に残ったのは、93才のおじいちゃんの話です。戦争の後故郷にかえるとお墓があり、戦死あつかいになって、役所に行っても相手にされなかったおじいちゃんのことです。ダンボール集めも、もらえるお金が少ないのに、がんばっているのがすごいなと思いました。坂本さんで一番心に残ったのは、たくさんのしゅうげきを受けていたところです。けられたり、ダンボールハウスを鉄パイプでさされたり、後ろからけられたり、ロケット花火や石を投げられたり。こんなことをされても、めげずにがんばって生きてるところが心に残りました。                     

 

A ホームレスはあまりいいイメージではなかったけど、むしろ生きていくための知恵があるんだと思った。ダンボールの仕事は時給60円、アルミ缶の仕事は時給200円なので、やっぱりふつうの人の何倍も仕事をしないといけないので、大変だと思った。それなのにしゅうげきでけられたり、つつかれるのはひどい話だと思った。1つの町で1年に起きるしゅうげきは300件だから、全国だともっとあるので、どうやったらしゅうげきをなくせるのだろうか。ホームレスが一番多いときで4万人くらいで、今は2万人ほどだから、減ってきているのはいいことだと思った。もし、ホームレスの人がなくなれば、しゅうげきがなくなるって考えてみたけど、なんか違うと思う。でも、しゅうげきがなくなるといいなと思う。ホームレスの人は、工夫したり苦労したりして生きていることが分かった。

 

B 初めはホームレスの人のことをこわい・変・きたないとか思っていたけど、今日ホームレスの人に会って話を聞いて、ホームレスの人は私たちとはちがう生活をしているけど、みんな同じ人間で、周りの人が差別するような目(へんけん)で見るのはおかしいと思いました。ホームレスの人と関わってホームレスの人の支えになっている生田さんはすごいなあと思いました。坂本さんは家を大家さんに迷惑をかけるからといって出ていってホームレスになったと聞きました。私は、ホームレスの人は家をおい出されたり、さしおさえられたり、少し悪い感じでおいだされていると思っていたけど、坂本さんのように人のことを気づかって家を出ていった人もいるんだなと思いました。     

 

 

C 今日生田さんと坂本さんのお話を聞いて、生田さんは28年間もホームレスの人を支援するなどのボランティア活動をしていてびっくりしました。野宿している人の中に病気の方やお年寄りの方、そして車いすの方もいると聞き、その方は歩けないので、他のホームレスの人よりも収入を得るために大変だろうなと思いました。後、女性のホームレスの人が増えていることにびっくりしました。女性のホームレスの人は7%もいて、ホームレスになった理由の多くは二つあり、一つは仕事がなくなったことで、もう半分はドメスティックバイオレンス、通称DVで逃げ出してきてホームレスになったと聞きました。あまりよくないことが増えているんだなと実感しびっくりしました。

  坂本さんは小さいころから苦労を重ねてして、中学3年生から働くことになったと聞き、すごくびっくりしました。1998年の消費税が3%から5%にアップした時に仕事が減って、より貧しくなり、家賃がはらえなくなったと聞きました。消費税がアップしたことで、仕事がなくなるんだと思いました。お二人の話を聞いて、自分も大きくなったらホームレスの人を支援できたらいいなと思いました。 

          

D 今日ホームレスの坂本さんと支援している生田さんの話を聞きました。夜回りをしている子どもたちは昼寝をして、夕方におにぎりを作って、8時ぐらいに学習会をして10時ぐらいから夜回りをして、1時間30分くらいまとめを言ったりしていると聞いて、びっくりしました。生田さんが会ったことのある93才の人は、戦争に行って命が助かって帰ってきたけど、市役所に行ったら「あなたはもう死んでいます。」と言われたそうです。なんだがひどいなと思いました。

  普通のアルバイトだったら時間で850円ぐらいだけど、ホームレスの人は110時間ぐらい働いても900円くらいなので、生活するのは厳しいだろうなと思いました。生田さんが夜回りをし始めたころは、ホームレスの人は1000人くらいで、そこから4万人まで増えたそうで、今は2万人にまで減ったけど、それでも20倍なので、まだホームレスの人は多いなと思いました。ホームレスの人はみんなダンボールでねていると思ったけど、小屋みたいなのでねていると知ってびっくりしました。しゅうげきの話を聞いて、ホームレスの人だからといって、いやな目で見たり、ホームレスの人にしゅうげきしたりするのはひどいし、やってはいけないと思いました。               

 

E ホームレスの人はみんな一生けんめい生きていこうとしているんだなと思いました。10時間働いて800円〜900円というのはとてもびっくりしました。ホームレスの人は、みんな安心してねれずに、いつしゅうげきされるか分からないから外でねているときもこわくて、寒くて。でも、子ども夜回りの子どもたちが毛布やあたたかいごはんを持っててきてくれるからうれしいと言っていました。

ぼくは、ホームレスの人がとてもこわかったけど、本当はやさしい人だと分かりました。今からホームレスへの見方がかわると思います。ホームレスの人はこわい人ばかりじゃないと思いました。                      

 

F 生田さんや坂本さんに来てもらったおかげで、ホームレスの人の人生が分かった。わたしは、最初ホームレスの人が学校に来ると言ったら、「ホームレスの人に物を渡したりしたら、服も取ってくるから本当は、したらだめや。」でと言われたけど、それはごく一部の人であって、ほとんどの人はやさしくて、ホームレスの人たちもそういう考えを持ってしゅうげきされているので、みんなの考えはほとんど似ているんだと思いました。それに生田さんは、いろんな事を教えてくれました。しゅうげきで目玉をナイフでさされて、あんまり目が見えなくなったことを聞いて、自分のストレスはっさんのためだけにこんなことをするには、どんな根性で人を殺すのかと思いました。こんな貴重な話を聞けて、自分が聞きたいと思っていたことも話してもらえてよかったです。坂本さんは子どものころから一人ぼっちにされて、自分の場所はあるけど、くつろげる場所はないと思った。自分だったら、あんまり生きていく気持ちがわかない感じがした。  

 

G 自分の思っていたよりもぜんぜんちがっていた。その理由はこわくないとか自分で思っていても、実際会ってみるとやっぱりこわくなってしまい、質問しようと思ってもできなかった。でも、話しているとこわくなくて、やさしい人でびっくりした。坂本さんの話をきいていると、自分がどれだけ幸運でゆうふくなくらしができていて幸せにくらせているのがよくわかった。生田さんの話の中で、しゅうげきの話をしてくれたけど、ぼくには何もできないし、できることはかわいそうとしか思えないのがくやしいと思った。

 

H ホームレスの人の話を聞いておどろいたことがたくさんありました。小さいころからお母さんとはなれたへやで暮らしていたこと、わたしだったら、どうしていただろうと思いました。義理の父親はひどいなと思いました。しつけが厳しいのはいいと思うけど、友だちと外で遊んだらいけないし、ついにはおふろも行かせてもらえなくなったり。お金がはらえないからアパートから追い出されたのかなと思っていたら、お金がはらえなくて、自分から出ていったことがわかりました。小屋の中でねれているのはよかったなと、思いました。坂本さんは小さな時からつらかっただろうなと思いました。ホームレスの人たちはもうふをくばってもらったり、話しかけてもらったらうれしいのだなと思いました。生田さんも、最初はホームレスの人に対して変な人だろうと思っていたという事で、わたしもこの勉強をする前は「こわそう」「へんな人かな」「いややな」と思っていました。でも、生田さんもわたしもホームレスの人のことが分かってからぜんぜんちがうと分かりました。寒い北海道にもホームレスの人が住んでいることがびっくりしました。今日2人のゲストティーチャーの話を聞けて、本当によかったなと思いました。つぎホームレスの人に会ったら、話しかけてみたいなと思いました。   

 

I 今日生田さんと坂本さんに来ていただいて分かったことは、生田さんは心やさしい、人を思う気持ちがあり、坂本さんは、ホームレスの中でもやさしい人だということです。生田さんは、ホームレスの人たちをしっかり分かっていて、ボランティアとして働いていて、本も出すということは、そこまでしても周りの人たちにホームレスの人のことをしっかり分かってほしいんだと思いました。ボランティアでお金はもらえなくても、本を出してお金を得ている少し大変な生活なので、ホームレスの人たちの世話もしっかりして、両立できていてすごいなと思いました。坂本さんはホームレスでも家がなくても、生きていくことを大事にしているんだなと思いました。しっかり暮らしていけるように仕事もして、でもその仕事だけで生活できるわけじゃないときも、なんとか工夫してしっかり生活しているのがすごいなと思いました。これから、何か大変なことがあるかもしれないけど、その工夫でやりとげられるようがんばってほしいです。         

 

J 坂本さんから話を聞いて、ホームレスの人がとてもこわい思いをしてねていることがわかりました。ねているときにエアガンで打たれたり、石をなげられたり、火をつけられたり、自転車でげきとつされたりしてて、亡くなった人もいた。しゅうげきした犯人もまだつかまっていない人もいるから、しゅうげきした人は今どんな気持ちか知りたいし、どんな気持ちでホームレスの人をしゅうげきしたのかなと思いました。ホームレスの人はごはんもまともに食べられないし、おふろはたまにしか入れないから、とても苦労しているんだと知りました。ホームレスの人はしゅうげきされてもやり返したりしないので、ホームレスの人のことをこわいと思っていたけど、本当はやさしいんだと思いました。ホームレスの人でも、ダンボールを集めてお金をかせいだり、空き缶を集めてお金をかせいでいるのはすごいなと思いました。もし、ぼくがホームレスの人に会ったらおにぎりとかをあげたいなと思いました。                   

 

K 今日、生田さん、坂本さんに来てもらってホームレスの生活が分かりました。私が話を聞いて、一番おどろいたことは、親子のホームレスのことです。私は心の中で子どものホームレスは世界中さがしたら20人くらいかな?子どもと親がホームレスになるなんてそんなにないと思うけどなと考えていました。でも、生田さんの話の中で、アメリカでは80万人のホームレスのうち35%は子ども(親子)のホームレスという事を聞き、80万人×0.3528万人が子ども(親子)のホームレスということになるので、大変だなと思いました。あと、もう1つおどろいたことがあって、女性のホームレスです。まあ5%ぐらいが女の人なんじゃないかなと思い、案の定、5%に近い7%でした。わたしがおどろいたのは、ホームレスになる理由です。女性の半分がDVを受けてホームレスになり、あとの半分は仕事関係だそうです。ホームレスの女性の半分がDVを受けたり、仕事関係でなやんでいたということにおどろきました。今日はとても貴重な話がきけたと思います。

 

L 坂本さんが公園にたてられた小屋にすんでると思わなかったので、びっくりしました。生田さんはボランティアでホームレスの人を助けていたので、ぼくはそんなことはできないなと思いました。生田さんはホームレスの人を助けるたけじゃなくて、ほけんやしせつに入ることをすすめたりする仕事していたので、すごいと思いました。坂本さんが、ホームレスにならないためには、安定した仕事につくことだと言っていた。

 

M なんでホームレスの人にしゅうげきするのか分からない。しゅうげきするのが11才から19才の人なのがびっくりしました。私はそんなふうになりたくないと思いました。女の人のホームレスがいたからびっくりしました。坂本さんが両親といっしょの家にすめなかったことがかわいそうだと思いました。坂本さんの第1印象はこわかったけど、話を聞いていくうちに、ぜんぜんこわくなくなりました。最後に坂本さんとあいさつができてよかったと思いました。次、ホームレスの人に会ったらあいさつをしようと思いました。

 

N 質問を考えていたけど、できなかった。でも、ホームレスの人は、ぼくは怖いと思っていたけど、坂本さんや生田さんの話を聞いて、ホームレスの人は普通以上に人柄がいいし、やさしいということがわかりました。一番心が痛くなったのは、しゅうげきの話です。その中で、最も心がかなしくなったのは、やっぱりねている時にオイルかけられて、もやされて大やけどを負ったのが、かなしくなりました。今日の話を聞いて、やはりなんでしゅうげきをするのかなあとぎもんに感じました。         

 

O 私が一番心に残ったことは、生田さんが言っていたホームレスのしゅうげきの話です。わたしは、DVDのときもしゅうげきが一番心に残りました。特にこわかったのは、「ねていたらいきなりナイフで目玉をさされた。」という話です。その後救急車で運ばれて視力は落ちたけど、目は手術で直ってよかったと思いました。やっぱり外で寝るのはとても危険だと思いました。

戦争から帰ってきた93才の人は、他の人からは死んでいると伝えられ、自分のお墓まで作られたという話にはびっくりしました。しかも、93才という年でホームレスは、とても大変だと思いました。今日、坂本さんと生田さんが来て下さってとっても勉強になりました。なかなか聞けない話なので、よかったです。        

 

P 今日坂本さんと生田さんに来てもらって思ったことは、前の授業でも思ったけれど、ぼくはもともとホームレスの人はとても怖くて暴力などをしてきて、とても怖い人というイメージがあったけど、本当はとてもいい人で、やさしい人だと思いました。ホームレスの人が暴力をふるってくるというのはただのうわさで、暴力など一切ふるえない人でした。そんなとてもやさしい人たちに暴力を加えるなんてそんな人間はとてもひどいと思います。ホームレスの人たちは全然悪い人ではないと周りの人にも伝えていきたいと思うし、僕もホームレスの人を見かけたら元気よくあいさつをしていこうと思います。

  生田さんの話の中で93才のホームレスの人が戦死あつかいにされていたと聞き、かわいそうだと思った。中3から働いていると聞き、おどろいた。ホームレスになったら寒いところに住むのはいやだなと思った。ぼくも、ホームレスの人以上に強い人になりたいです。

 

Q 今日、ホームレスの人が来、いっぱい気づくことがあったし、学びました。特にやってはいけないしゅうげきの事をよく分かったので、今日出会えてよかったと思いました。生田さんがやっていることはやさしいし、毛布やねぶくろなどをあげるのがいいと思いました。こういうことは、いろいろな人のためになると思うから、したらいいなと思いました。

  おふろがとか、トイレがとかなんて考えたことがなかったし、ごはんもピーナッツやうどんをスーパーで買って、それが毎日食べられるか食べられないかなんてきついなと思いました。坂本さんは小屋があるけど、ない野宿者の人の話も聞きたいと興味をもちました。ぼくは、ふだんはメモをなかなかとらないけど、今回7ページ半もメモをとったから、興味があったんだと自分で思いました。            

 

R しゅうげきが1つの町で300けんもおこるなんてびっくりした。ホームレスの人は1日働いても900円だが、マクドナルドで1時間働くと850円と、仕事はほとんど同じなのに、おかしいと思った。北海道のさむい中でホームレスの人はものすごくさぶいだろうなと思った。なぜ、ほかの土地(東京などのあまり寒くないところ)に行かないのかと思った。お金がないのなら、ヒッチハイクなどをして行こうとは思わないのかなと思いました。しゅうげきで、ナイフを目玉につきさすのはとてもびっくりした。なんで、こんなことをするのかなと思った。消火器をダンボールに当てるとどうなるのかと思いました。

  

 

S 今日ホームレスの坂本さんと生田さんがきて、ホームレスの人の生活を知って、とても大変だと改めて分かりました。中には戦争に行って墓を立てて、なくなったことになっている人がいて、役所とかにいけなくて大変だと思いました。ダンボール集めは1kg6円で150kg集めて900円で大変だと思いました。マクドは1時間850円だから、比べても大変だと思いました。アルミ缶は1個2円だから、100個で200円、1000個で2000円。1時間で200円は大変だと思いました。しゅうげきをする人たちは、11才から19才が多い。しゅうげきで、サッカーボールみたいに頭をけられたり、ガソリンみたいなものをかけて燃やしているのがかわいそうだと思った。今日、生田さんと坂本さんの話を聞いて、いろいろなことを聞けてよかったです。                        

 

21 ぼくは、ホームレスの坂本さんの話を聞いて、すごく貴重な経験ができたんだなと思いました。まず、第一の理由は、ホームレスの人とはめったに会わないので、どんな人がいるのかなと不思議に思っていて、「ホームレスと出会う子どもたち」のDVDを見ると、なぜか会ってみたいという気持ちと、こわいという2つの気持ちがぼくの体の中でたたかっていました。でも、実際会ってみると、(なんだ。ぜんぜんこわくないやん。)と思いました。しかし、話を聞いていくうちに坂本さんがどんなにつらい思いをしてきたのか想像するだけでおそろしくなりました。ホームレスの人たちが、しゅうげきなどでとてもつらい思いをしていると思いました。ホームレスの人を見かけても暴力をふるわないと固く心に決めました。                   

 

22 今日、ホームレスの坂本さんとホームレスを支援している生田さんに来てもらって話をきいてびっくりしたことがたくさんありました。まずは、生田さんの話を聞いて最初は、生田さんがビデオを自分たちで作ったことがびっくりしました。一番びっくりしたことは、しゅうげきで石をなげつけたり、エアーガンで的にしたりしてしゅうげきしていたけど、一番おどろいたことは、ねていたホームレスの人の目にナイフでぐさっとさしてすぐに病院に行ったけど、目がほとんど見えなくなって、こわいなと思いました。さした人は、もし、自分にされたらどんな気持ちか考えてないのかなと思いました。

坂本さんの話では、家族とちがうアパートの部屋で生活していたことがとてもびっくりしました。そしてホームレスの人は色々な仕事をやっているのが分かりました。ホームレスの人は、外見だけじゃこわい人で近寄ったら何がおこるかわからないと、悪い人と思っている人も多いけど、自分は、ホームレスの人がいるというのは知っていたけど、実際は見たことがなかったから、みんなが言っている「こわい人」だと思っていた。でも、会ってみたらふつうの人と変わらなくて、自分が思っていたホームレスとはちがうんだなと思いました。みんながかんちがいしているだけで、ホームレスの人とふつうの人は、変わらないんだなと思いました。              

 

23 ぼくは、最初ホームレスの人はこわい人だと思っていたけど、ビデオや坂本さんの話を聞いて、ホームレスの人は人をおそわないことにびっくりしました。よく理解しようと思いました。ぼくは、特にしゅうげきのことが心に残っていて、目にナイフをさした人がいるなんて、なんでその人はそんなことをしたのかなと思いました。

  そしてふつうのバイトをしていると1時間850円もらえるのに、ホームレスの人はダンボールで1時間90円ぐらいしか集められないので、アルバイトより苦労しているのに大変だなと思いました。坂本さんの話ではお父さんのしつけがきびしく、姉は好かれておいたけれど、自分はきらわれていたということを聞いて、差別は絶対だめだと思いました。お父さんに友だちを遊んではいけないと言われて、ぼくは、なぜ、「友だちと遊んだらろくなことがない。」のか分からなかった。          

 

24 坂本さんは、親とは別の場所ですんでいたのでびっくりしました。小2の時にテレビを見せてもらえなくなるほどまずしかったのだなと思いました。小5の時に外であそばせてくれなかったのは、かわいそうでした。中3では、働けないけど、坂本さんが特別に働かせてもらえたのはよかった。

  ホームレスのしゅうげきが1つの町で300けんあるのは多いなと思いました。しゅうげきの中で一番ひどいと思ったのは、目玉にナイフをつきさしたことです。目玉にナイフをつきさすのはひどいと思いました。ホームレスになる理由はやっぱり病気やけがで仕事がなくったということが多かった。             

 

25 私は、ホームレスの人に対してこわいイメージがあったけど、話をきいて、ぜんぜんこわくなくてやさしかったです。アルミ缶を1000個集めて2000円で、1000個集めるのは大変だと思いました。坂本さん両親が離婚などをして大変だったんだなと思いました。ロケット花火などでこうげきするなんてひどいと思いました。エアガンでおさえつけてこうげきするのはひどいと思いました。おふろは年に何回かせんとうに行くそうです。女の人もホームレスになったりするのが増えているそうです。服はたまに買うと言っていました。私は服をいっぱいもっているのに、むだに買ってはいけないと思いました。 

 

26 ホームレスの坂本さんの話を聞いて、本当はこわいのかなと思っていたけど、話を聞いてホームレスの人の感じ方が変わったと思いました。うれしかったことを聞いたとき、助けられたりした時の坂本さんの様子が分かったような気がしました。生田さんが1つの町でも年に300件くらいしゅうげきがあったと聞いたとき、びっくりしました。そんなにもしゅうげきが多いのが少し怖いなと思いました。生田さんは28年間もホームレスの人を助けるということをしていて、とってもいい人なんだなと思いました。ホームレスの人に苦労したことなどをたくさん聞かせてもらって、とても貴重なことだと思いました。  

 

27 最初、この授業をうける前、ホームレスの人たちについて何も知らなかったので、(DVDなど見てしか)こわいのかなあと色々思ってたけど、坂本さんのお話を聞いたとき、すごくえらい人だなと思いました。なぜかというと、テレビも見せてもらえず、おこづかいも、友だちと遊ぶことも許されなかったのに、15才から仕事をしていたからです。

生田さんについても、すごいなと思ったことがあります。それは、ボランティアで支援をしているというところです。ホームレスの人たちは、自分に手を差しのべてくれる人を必要としていると思います。ホームレスの人たちに関わる勉強をしてから、ホームレスの人たちのことが、自分が思っていたのと違うと気づきました。 

 

28 今日生田さんや坂本さんの話を聞いて思ったことは、生田さんはとてもやさしいなと思ったし、坂本さんは、思ったよりやさしいと思いました。まず、生田さんの話はとてもすごいと思いました。なぜなら、93才のおじいさんが戦争に行って帰ってきたら自分の墓があったというところは、とても悲しいなと思いました。でも、ホームレスになっても、まだ生きる希望をなくしていないなと思いました。坂本さんの話も悲しい話だと思いました。なぜなら小さいころから家族と別に暮らしていて、ぼくにはたえきれないと思いました。そして15才で働いて、やめて始めてをくりかえして、ホームレスになってしまったけど、とてもやさしくて、ぼくたちは誤解しているんだなと改めて思いました。

 

29 今日ホームレスの生田さんと坂本さんが来て話を聞かせてもらった。生田さんは、ホームレスの人は、子どもにしゃべってもらうとちょっと喜ぶっておっしゃってた。1年間にねぶくろうぃお100個買うと言っていたので、そんなにホームレスの人のことを考えているんだなと思った。生田さんは、冬にホームレスの人たちにもうふをくばったり、たきだしなど、ホームレスの人が喜ぶことをしている。93才のホームレスの人は、本当は生きているのにお墓を作られて、死んでいる存在にされているので、心の中で「えっ。」と思った。ホームレスの人は時給で計算すると、1時間80円で、1時間850円と比べると、720円も少ないことに気づいた。ホームレスの人は、働き者が多いことを聞いて、一生懸命やなあと思った。食事はパソコンなどを売ったり、空き缶を集めたりして収入を得て、安いスーパーで買う生活に、最初はとてもなれなかったと思う。 

 

30 ホームレスの人たちが来て思ったことは、生田さんについては、ボランティアで働いているところで、私はホームレスの人々を助けてあげているのがすごい。私は、ホームレスの人々はすごくこわそうで、にらんだりしてくると思っていたけど、坂本さんに会うとそういうイメージが消えた。坂本さんの話を聞くと、(へぇこういうことがあったのか。ホームレスの人たちをいじめていた人、最悪。)と思いました。でも、借金や仕事がなくなってホームレスになったのなら、ホームレス専用の仕事とかないかなと思いました。

 

31 ぼくは、はじめホームレスの人をしゅうげきされてもあたりまえと思っていました。坂本さんや生田さんが来て、ホームレスの人はあんまりこわくなくて、人もおそわないんだなと思いました。それなのに、10代の人たちはホームレスの人を殺したりけがさせたりしているので、なんでしゅうげきするのだろうと思いました。それに、家がないから冬は寒くて凍死したり、まともにごはんが食べられなかったりしてうえ死にする人まででるので、かわいそうだと思いました。それで、帰ってそのことを話すと、「長居公園に住んでいたのはあかんねんで。」と言われて、ぼくは、「なんで。」と聞いたら「不法占拠をしていることになるからあかんねんで。」と聞きました。ぼくは、人はそれぞれ思っていることがちがって、そういうことは思わないようにしたいと思いました。                       

 

32 今日、生田さんと坂本さんの話を聞いて、生田さんはホームレスの人に支援していて、夜回りなど、ホームレスの人たちに助けている仕事を28年間していることにびっくりしました。昔はホームレスが1000人ぐらいだったけど、14万人になって、それからどんどん減ってきているという話をしていて、それは生田さんたちのおかげでホームレスの人たちが減ったんだと思いました。坂本さんは、12年間ホームレスをしていて、公園の小屋に住んでいると言っていたので、ダンボールを組み立てて作ったところに住んでいるよりも、雨や風を防げるんだなと思いました。坂本さんは、生田さんたちに出会えてうれしいと言っていたので、支援してくれる人たちがいてよかったなと思いました。                        

 

33 今日生田さんと坂本さんの話をきいて、自分が今ホームレスになっててしゅうげきを受けていたら、今ごろ死んでいたかもしれないと思ったし、ホームレス生活がこんなにこわいんだと思いました。坂本さんは小屋でくらしていたと聞いて、まだ外じゃなくてよかったなと思いました。生田さんは、人への思いがすごいしやさしいなあと思いました。あと、すごく心に残ったのは、ねている時ナイフで目玉をさされた人がいると聞いて、そんなことやって何がおもしろいんか分からんし、高校生がいきりすぎと思いました。しゅうげきが300件って聞いて、それはやりすぎと思いました。

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