2006年2月15日・兵庫県立尼崎北高校で1年生対象に50分×2の授業・生徒の感想文から




ホームレスを見る目、見るべき視点が大きく変化したと思う。自分もほんとに「何もしないで楽している」と思っていたけど、見えない所(夜や早朝)で少ない賃金ながらも働いていることを知り、驚いた。大体、同じ人間なのにもかかわらず、家が無いだけで偏見していた自分が恥ずかしく思えました。
「仕事をしていない」ではなく、「仕事をすることができない」のだから、日本の構造自体を誰もが仕事できる環境に改善し、ホームレスをまず社会の一員と認めることこそが最も重要視すべき所ではないか、と思いました。


今回の人権学習で生田さんに話を聞いて、今まで野宿者に対する印象が「何か恐いなあ…」から、「優しい人もいるし、家で生活している私たちと何も変わらないんだ」と思いました。話の合間に見たVTRでは、今日を生きぬくためにすごい朝早くからアルミ缶を12時間という長い時間をかけて回収し、1200円を受け取っている姿がうつされていました。平凡に毎日を生きている私たちに比べて、彼らはどんなに一生懸命に生きているのだろう…。きっと私たちには想像することもできないほど、毎日一生懸命に生きているのだと思います。そんな彼らを、「社会のゴミだ!」と言い、襲う若者がいるというのは、すごく悲しいことだし、あってはならないことだと思います。競争社会によってこんな若者ができたのだとしたら、社会の仕組みを変えていく努力をする必要があると思いました。


今回の講演を聞いて、野宿者に対する見方、考え方がだいぶ変化したと思う。僕の部屋の机の引き出しには、1円などが鉛筆にまじってちらばっている。たった1円…。野宿者の人達は、この1円を得るために手を冷たくして、空き缶を集めている。自分が今おかれている立場がどれだけ幸せであるか。日頃、考えた事もなかった。野宿者というと、なんか、汚いとか、なまけ者とかいうイメージしかなかったけど、毎日を、一生懸命生きるという、ある意味、僕たちより、とても強い心を持っているのではないかと思いました。


やはり野宿者は仕事が無いから野宿者しているのだとつくづく思いました。
全財産が170円…。1日の給料が100円ちょっと…。僕らのこづかいは月々の2000円位(かな?)。社会ってむごいものだと感じました。
そして僕らは恵まれているとも思いました。
なんせ仕事をしなくとも金が貰えるからです。僕ら高校生がバイトすると、時給600円位だと思います。それと比べて野宿者は時給にすると100円位…。この差はどこからくるのだろうと思いました。


僕は、今回の人権学習をするまでは、ホームレスはきたないとかそういう事を思っていたけど、考えがかわった。
実は自分も花火などでホームレスにあてたりしたことがある。でも、もうこれからはそんなことはしないだろう……。これからは自分がホームレスをしえんしたいする側になりたいと思う。
今回の人権学習は為になる学習だったと思う。


聞いていてとても悲しくなりました。今の日本人(特に10代、20代)はとても身勝手だなあと。日頃でストレスがたまるのはとてもわかります。しかし、それを人にぶつけるのは、人間として本当に最低なことだと思います。「ホームレスは気楽に生きている」「頑張れば働けるのに働かない」。正直、私もうすうす思っていました。しかし、これは大きな間違いだと気づきました。こう思っていた自分が、とても情けなく、恥ずかしいです。私は、野じゅく者(地震で家をなくされた方)にお菓子をあげたことがあります。小1、3ぐらいで公園で遊んでいた時です。「あの人たちは生活に困っている人」ぐらいしかわかってなくて、お菓子をあげたんだと思います。けど、今は正直こわいです。ただ、この講演をきいて、少しでも野じゅく者の方たちに何か手助けをしたいと思いました。


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