生田武志さんのお話を聞いて(2011.5/19)


@生田武志さんのお話を聞き、DVDを観ているうちに今まで知らなかった真実、「野宿者」の方々の実態を知ることが出来ました。
 まず、朝によく見かけるアルミ缶の回収についてですが、一つ当たり1.5円とおっしゃっていました。一瞬意外と高いんじゃないかな?と思いましたが、時給に換算すると高校生がバイトをするよりもはるかに安く労働の割に合わない仕事であることがわかり、生活することがいかに大変かということがわかりました。
 次に、今まで知らず、衝撃的だったことですが、中、高生のグループによる「襲撃」があそこまでひどいものだとは思いませんでした。私の近所の公園で目撃したのはせいぜい、といっても人としてやってはいけないことですが、石を軽く投げつけているところでした。話の中や、資料の中にあった被害者の方に「本気で殺しにきていると感じた」と言わせるほど酷いことをした犯人がもともと優等生だったことにも驚きました。落ちこぼれた鬱憤、溜まったストレスをこういった事でしか晴らせないなんて恥ずかしいな・・・と素直に思いました。「襲撃」の事件の中で地域の住民から印象のよかった方が殺されました。その時のインタビューで「彼に家は無かったが、この辺りの地域全体がホームだった」という答えがありました。妙に印象に残りました。その方に対する地域住民の反応は私の知っていた「野宿者」の方に対する反応ではありませんでした。
 最後に、「野宿者」の方は必ずしも不潔なわけではなくきれい好きな方もいる事に気づかされ、今回の授業を受けて自分の浅い知識、狭い視野だけで物事を判断してはいけないことを痛感しました。

A生田さんの講義では、野宿者に関する問題について多くを考えさせられました。生田さんが実際に関わった野宿者達、またインパクトのある事件について聞くと、野宿者問題は深刻なものであり、解決に向け努力しなければならない問題であることも改めてわかりました。生田さんに聞きたいことの一つであった野宿者襲撃の問題については、講義でも大きく取り上げていただき、問題の現状が詳しくわかり、また主な原因の一つは若者の野宿者に対する無理解であるということにも納得できました。しかし、僕が聞きたかった襲撃の問題は野宿者はどのくらい犯罪を侵すのか、犯すとすればどんな程度のものなのかということだったのですが、講義前の質問シートに書いた僕のこの質問には、講義を聴いていると、予想とは全く正反対の答えが返ってきており、驚きでした。野宿者は危ない人が多いという先入観と、飢餓に苦しむ人が多いという話を聞くと、彼らが極限状態に陥れば、きっと人を襲い、生きるために犯罪を侵してしまうだろうと考えたからです。あるいは、そんな力もない、また、人様のお世話にはならないというようなプライドを持ちつづける人は自殺に走ってしまうと考えました。失うものが無くなれば無くなるほど、人はそのような行為に走ってしまうという話を聞いたことがあるからです。生田さんの話では、野宿者が犯罪を侵すケースはほとんどなく、大阪市では全くないということでした。しかし自殺に関しては少なからずはあるということで、路上死した人の中にも、自ら命を断った人もいたと思います。日本で自殺が多い原因の一つのもなっているのではないかと思いました。
僕は自分が野宿者に取り組む、彼ら、あるいは彼女らとの関係を考えることなんて、生田さんのような活動をしている人の呼びかけ無しにはなかっただろうと思います。
今回の講義を聴いて、生田さんや、野宿者が社会復帰できる階段を作っているボランティアの人たちの熱意に応えるためにも、講義を聴いた僕たちが、野宿者に対する理解を改め、深く理解し、野宿者の社会的背景に疎い人が周りにいれば、僕らが考えを改めさせるということもしていくべきだと思います。また、野宿者との関わりを実感するためにも、ボランティア活動に実際に参加してみて、こんな活動があるということを自分たちの世代に広めていくことも、野宿者問題に取り組む生田さん達の団体の一環として協力にもなり、行っていくべきだと思いました。

B自分は、野宿者と自分はほとんど関係のない遠い存在だと考えていました。しかし、生田さんのお話や、資料、映像を見て、自分がいつその状況に置かれるかわからないという「恐怖」や野宿者に対して真剣に考える気持ちを養いました。野宿者は決して怠惰な訳ではなく、低賃金ながら自分がどうすべき、どうあるべきかを必死に毎日考えている「弱者の立場にある強い存在」だと認識しました。普通の会社員を超えることもある労働時間に引き換え、会社員の何分の1以下の低賃金で労働をする。言い方は不適切で、不謹慎かもしれませんが、「半奴隷状態」にあると思いました。世間で所謂、「成功者」と比べ、「野宿者」の違いはなんなのか。それはほんの少しのタイミングのずれや些細なことではないかと思います。
ほんの些細なことで差別されている野宿者に対し、冷酷で非道、卑劣な行為を行っている若者こそが、本来、苦労すべき人間ではないでしょうか。野宿者に対し、偏見を持っている人間は少なくはないだろうが、野宿者に「そういった行為」を行う必要は本当にあるのだろうか?
「不安」や「恐怖」で眠れない。いつ襲われるかわからない。そんな状況に置かれた若者は、野宿者のように、あんなにも強く生きれるのだろうか?そんな「人間ではない何か」と対照的に、野宿者に対し、充分なケアをし、
路上死を防ぐために活動している生田さんを含めたボランティアの方々は本当に素晴らしい心を持っているのだな。と感激しました。自分の中では、少なからずそういった偏見は持っているので、ボランティア活動などはできませんし、自分のような人間が活動をすれば失礼に値しますが、いつか、自分の偏見がなくなったときそういった活動をしたいと思います。

C僕はこの授業を受けて、野宿者に対する思いが少し変わりました。
 今までの僕は、野宿者と言えば「怠けている」とか、「現実逃避している」という人たちなんだろうなと思っていました。しかし実際はそうでなくて、働きたくても働けなかったり、いろいろ深い事情があるんだということがわかりました。授業を聞いていて、もし自分がこのような立場になったらどうなんだろう?と自然に考えていて家族を養う以前に自分自身の健康・生活を安定させることができないことは本当に辛いことだろうと思いました。世の中の景気が悪くなり仕事の数も減って、就職が難しくなっているので、このような事態はある意味自然なのだろうと思いますが、辛いことに変わりありません。そこで、どうすれば少しでも野宿者の数が減る、もしくは野宿者の生活を支えれるか考えました。1つは、みんなが野宿者のことを詳しく知り理解することだと思います。野宿者のことを知れば、ボランティア活動に参加しようという気持ちが湧くかもしれません。あと、野宿者の施設をたくさん作れば、野宿者の社会復帰に大きく役立つのでは?と思いました。けど、そう簡単にうまくいかないので、地域でのボランティア活動が一番いい方法だろうと思いました。この授業を聞けて良かったです。もし機会があれば、僕もボランティア活動に参加してみようと思います。

D今回の授業で野宿者のことを学んで、僕は野宿者の人達の見方が変わりました。野宿者の人達は見かけた時、僕はいつも、怖い人だ、変な人達なんだと思ってました。
しかし、これは偏見に過ぎなかったことが今回の授業でよくわかりました。小学生の時は野宿者に近づくと危ないと思っていましたが、野宿者の方が人襲うことはまずなく、むしろ襲われているのは野宿者の人だという生田さんのお話を聞いて考えを改めました。野宿者の人が襲撃されるのは聞いたことがありましたけど、ナイフで刺したり、放火するほどまでの残酷な行為が行われているのは知らなくて、驚きました。ビデオを見て、野宿者の人達も普通の人なんだということがよくわかりました。
今まで野宿者の人達のことを気味悪がっていたのは、彼らのことをよく知っていなかったからだと思います。野宿者の人達はおじさんばかりだと思っていましたが、それも偏見でした。最近では、若い30代の野宿者も増えていて驚きました。働き盛りの30代の人達が失業なので野宿者になってしまうケースが多いそうですが、まだ若い人達がよく働くことのできない社会ができているんだなと思い、今の社会は怖いなと思いました。野宿者の人達だけが変わるのでなく、今の社会も変わるべきじゃないのかなと思いました。

F私は今まで野宿者の方たちは働くのが嫌で野宿しているんだと思っていました。でも生田さんのお話を聞いて、自分が大きく間違っているのがわかりました。
野宿者の方たちは1000円未満で毎日を必死に生きていることを知って、自分がとても恵まれていることに気づきました。自分が無駄遣いをやめたところで野宿者の方たちがお金をもらえることはないけれど、物を買うときは感謝して使おうと思いました。
生田さんのお話で今まで知らなかったことが知れました。それは"襲撃"です。野宿者の方たちは毎日空き缶やダンボールを集めてお金にし、眠ってまた次の朝から同じことを平凡に繰り返していると思っていました。それは間違いで、毎日若者からの襲撃に怯えていることに驚きました。しかも内容が酷すぎることがわかり、心から悲しい気持ちになりました。やっぱり私も中学校や高校で野宿者について学ぶ必要があると思いました。実際、今回の授業で私は野宿者の方のイメージが変わりました。でもやっぱり、野宿者の方は汚いと思ってしまうし、それはこの先もなかなか変えることはできないと思います。でも私は野宿者の方たちの理解者になりたいし、小さなことでも何か役に立ちたいと思いました。
そんなこと思うのは綺麗ごとだけど、これからの授業ではどうしたら自分がどんな役に立てるのか考えていきたいです。

G私は、ホームレスの人に会ったことはないです。以前の私のホームレスの人たちとの関連と言えば、ニュースで中高生による襲撃をみただけで、正直自分には関係の無いことだし、関わりたくないと思っていました。
でも、生田さんの話を聞いて、前まで無関心だった中高生の襲撃について考える機会を持つことができました。
未だに、なぜホームレスの人々が襲撃をうけるのかは自分の中でははっきりとした理解はできていません。でも、VTRにでていたS君が、『裏の正義』と言っていたのは、少し違うんじゃないかと思います。
『本当は、そこからいなくなってほしいのに、ホームレスの人たちの排除を住民ができないから代わりに自分達がやってあげてるんだ』という意味で『裏の正義』と言う言葉を使っているのだとしたら、それはただの『悪』だと思います。確かに、ホームレスの人を好ましく思っている人間は多くないかもしれません。以前の私もそうでした。
でも、暴力を行使してまでホームレスの人がいなくなって欲しいと思ったことはないし、家がなくても住民の人たちと仲良くしている人たちだっています。そういった人たちのように、ホームレスにも色々な形があると思うし、襲撃してまでホームレスの人たちに消えて欲しいと願っている住民は、数えるほどしかいないはずです。
そういった人たちを襲撃する行為は、『正義』にはほど遠いと思います。最近は、若いホームレスの人々や、女性も増え、ホームレス問題は更に複雑になってきています。そんなときだからこそ、ひとりで頑張らずに、家族や、行政、医療の力を借りて、健康で安全な暮らしをしていってほしいと思います。

H私は生田武志さんの話しを聞いて、1番思ったことは、まず大学に進学し、普通に就職だってできたはずなのに、それをせず、今ではアルバイトをしながら、野宿者の助けになるボランティア活動に積極的に取り組んでいる生田さんの生き方がとてもすごいと思いました。私も今後大学に進学したいと思っていますが、私だったら就職をせず、ボランティアをしようという考え方ができるのかと考えたら、答えはきっとできないと思います。自分の考えを持った素晴らしい人だと思いました。私は今まで野宿者のイメージというと「汚い」や「怖い」というイメージがありましたが、今回生田さんのお話を聞いてそのイメージが変わりました。野宿者の中には綺麗すぎの人だっているし、いい人がたくさんいることを知ることが出来ました。働きたくても働けない人がたくさんいる中、少しでも頑張って働こうと缶を集めてる人を、私は普段の生活の中でよく見かけます。そういう人たちも私たちと同じように一生懸命生きていることに気づくことが出来ました。今回のお話を聞く機会がなかったら、私はずっと野宿者に対して偏見を持ったままだったかもしれません。だから、生田さんのお話を聞くことができて本当に良かったと思います。もし、いつか機会があれば、私もボランティア活動に参加し、少しでも役に立ちたいと思いしました。

Iわたしは、この生田武志さんのお話をきいて野宿者に対する考え方が変わりました。野宿者ときくと不潔な人、家がなくて外で寝ている人、というイメージがありました。だから生田さんのお話にもあったように野宿者と出来るだけ目を合わせないようにしようとか、野宿者には近づかないようにしようと思っていました。しかし本当に被害にあっているのは野宿者なんだということがわかりました。彼らは若者による襲撃、本当に必要なのに生活保護をもらえない、そのため住居もなくもちろん仕事もないといったすごく不合理な被害にあっていることがよくわかりました。この中で特に私が衝撃を受けたのは若者による被害です。自分のストレス発散のため、自分の中の思い込みの正義のため野宿者をみんなの見えないところで襲撃することがわかりました。私たち学生は学校で人権の授業があり、普通の大人よりも偏見や差別について考える機会があると思います。それならばせめて私たちはそうした人たちに対しての偏見差別の気持ちをなくすよう努力すべきだと思います。たいていそういった気持ちは親から子どもに伝わることが多いと思います。私は野宿者に対して直接的なことは出来ないけれど、自分の家族や、友達、将来の子どもにそうした偏見を伝えないようにしたいと思いました。

J生田さんのお話を聞いて、僕はショックを受けました。
日本のホームレスの方の健康状態は、難民キャンプの方並み、もしくはそれ以上だということ。僕はお話を聞いた後でも信じられません。難民キャンプは自分とは凄くかけ離れている、と思っていました。日本にあんなに酷い健康状態は有り得ないと思っていました。それが日本にも有り得ているということが分かり、凄く複雑な気持ちになりました。日本は先進国で、ほとんどの人々が世界的に見て豊かな暮らしをしています。でもよく見てみると酷い健康状態に陥っている人々がいて、その人々のすぐ隣で豊かな暮らしをしている人がいる。特に気にかける事も無く、普通にすぐ横を通り過ぎる人がほとんどだと思います。僕だってそうです。僕は気にかけない方が良いと思っていました。ホームレスの方々は、豊かな暮らしをしている自分達を恨んでいて、気にかけられる事を嫌がっていると思っていたからです。でもお話を聞いてそれは少し違うように思いました。話しかければ普通に答えてくれて、普通に話しをしてくれる。ところが、ホームレスの方が話しかけて普通に答える人は少ないと思います。凄く悲しい世界だと思いました。僕だって話しかけられて普通に答えれるかわかりません。そのことが凄くショックというか、自分の事が情けなく、悲しい人間に思いました。『格差社会』という言葉の“格差”を始めて目の当たりにした気持ちがしてショックを受けました。しかもその格差を使って、暴力を振るう者がいるということ。どういう考えをしているのか信じられません。過去にホームレスの方に暴力を振るった人がインタビューを受けているのを見て、理解できませんでした。喋っている口調は特に恥じらいもなく喋っているようで、しかもタバコを吸いながら喋っている事に驚きました。“インタビューを受けている自分は貢献しているんだ” そんな気持ちがあるように思えて、テレビ側もインタビューに答えた彼を称えているかのような気がしてなりませんでした。豊かな暮らしをしている私達はこういう番組を見たり、話を聞くだけじゃホームレスの方々の気持ちは恐らくわかりません。でも、ホームレスの方を見る目は生田さんのお話を聞いて大きく変わりました。

Kこのお話を聞く前、私は野宿者の方についてよくわかりませんでした。子供の時から駅や街中で野宿者の方が寝ていたり、アルミ缶を拾っている所は見たことがあったけど、他人事と考えていました。でも生田さんのお話を聞いて、最近では若い人や女性も野宿者になっている人が増えていると聞いて、他人事ではないなと思いました。私は生田さんが見せてくださったビデオやお話を聞いて、始めて釜ヶ崎という場所もそこに野宿者の方がたくさん住んでいることも知りました。日雇い先を探しても見つからない方や病気になっているのに、お金がないから病院にも行けない方たちがたくさんいたり、毎年400人の方が路上死していると聞いてすごい現状だなと思いました。そして野宿者の方が襲撃されていると聞いてびっくりしました。少年グループたちが野宿者の方に、何も悪くないのに暴力をふるうなんて本当にひどいと思いました。イタズラではなく野宿者の方が死に陥るまで苦しめて、それも全く悪いと思っていなくて、むしろ裏の正義など自分は正しいと思うなんて、人間としてどうかと思いました。
施設の子供達が夜回りをして野宿者の方をケアしているのをビデオで見ました。子供達は一生懸命野宿者の方を守っているのを見て、きっと野宿者の方たちも子供と仲良くなれて嬉しいんだろうなと思いました。
野宿者の方を狙う襲撃がなくなるように、そして偏見が無くなるようにもっと野宿者についてみんなに考えてほしいです。そのためにもっとみんなに知ることが出来るように、学校の人権の授業で話したりしてほしいです。
生田さんが夜回りに参加出来るとおっしゃっていたので、是非とも参加したいのです。

L今回、お話を聞いてたくさんのことを知りました。
まず野宿者の方たちが集めているアルミ缶(1個約1.5円)やダンボール(1kg約6円)は全然お金にならず、一日中働いても少しのお金しか手に入れることができないということです。働こうと思っても仕事がなかったり、年齢制限等で仕事が出来なかったりしているみたいです。また、家に頼ろうとしても頼れなかったり、頼ることが出来なかったりしていてなかなか野宿者が減りません。
ホームレス襲撃事件はニュースにもなってたりして耳にしたことはありますが、ここまでひどいものとは知りませんでした。なんでこんなひどい事ができるんですかね。私には考えられません。同じ人なのに…人にそんなことしたらいけないってわかっているはずなのに…悲しくなりました。
生田さんが夜回りをしていた25年前と最近では年齢層が変わってきているみたいです。今は、野宿者の7%が女性だったり、30代は珍しくなかったり、20代10代や子供の野宿者も増えているみたいでビックリしました。20代10代は私と同年代です。そんな人たちも野宿者になってしまう世の中が怖くなりました。私は高校を卒業したら、一生生きていけるのでしょうか…少し心配になりました。

M私は今回の授業で生田武志さんの話を聞いて、初めて野宿者について考えました。これまではあまり気にしてもいなかったし、ただ働くのが嫌でお金がないからアルミ缶などを拾って生活しているんだとしか思っていませんでした。でもそれはまったく違っていて、働きたくても仕事がなかったり、病気になってしまったりと理由は様々でした。アルミ缶を拾っている人をよく見かけますが、時給にすると150円くらいしかならないらしくて大変そうな割にはお金にならないので、私は絶対にしたくないと思いました。しかし野宿者は2万人いて中には女性が7%もいるということを聞いて、他人ごとではないんだと思いました。なぜこんなにも野宿者が増えるのかすごく気になりました。不況で不安定雇用が多くなり失業し野宿する。不況じゃなくなるまで野宿者が増え続けたら、特に今フリーターの人などの半分くらいが野宿者になってしまうのではないかと思いました。また、ボランティアで活動している人が夜回りをして野宿者に声をかけても、人の世話になりたくないと言って生活保護を断る人が多いというのを聞いて驚きました。誰ともかかわらずに一人で生きていくのはつらいと思います。だから食事を配ったり会話をしたりしているボランティアの人を見て、すこしでも役に立てるなら夜回りなどに参加して直接話を聞いてみたいと思いました。

Nこれまで自分の生活をしているまわりにホームレス、野宿者がいることは知っていたし、何度もありましたが、正直その人たちがどのような生活していて、どうしてホームレス、野宿者になっていったのかを知らなかった。今回の生田武志さんの「野宿者について考える」のお話を聞いたり、「あしがらさん」などの、ビデオを見たりしていると、この「ホームレス、野宿者」という問題は、自分にも全く関係のないことではない、と思いました。まず「助けて」といえない、「集団生活」など他の人がどうかはわからないけど、ぼくは正直、学校とか集団生活とかがすごく苦手で、社会に出るのがとても不安です。あと一番関係あるんじゃないかなと思ったのは、不安定雇用とか非正規雇用、そして失業のことです。いろんな資格をもっていたり、仕事に対してもすごく一生懸命に取り組んでいたりしても非正規雇用で、安定した収入がなく貧困になって、もうどうしようもなくなって、ホームレス、野宿者になってしまうということは十分にありえると思います。あと若者、とくに中高生がホームレス、野宿者を襲撃するという事件があるということでした。知ってはいたけど、すごい衝撃を受けました。能力主義の世の中のせいだっていうのも多少わかるけどホームレス、野宿者の実情をしっていたらそんなことはできないと思います。だから実情知り、理解することがとても大切だと思います。

O今回の授業で学んだホームレスについていろんなことを思いました。まず、なぜホームレスだけまともではない、差別的な目で世間から見られてしまっているのか?という疑問です。講義に来てくれた生田さんが言っていた事ですが、「ホームレスを襲撃したり差別的な目で見る原因は親にある。親は障害者や在日朝鮮人に対してあまり関わるなとか話しかけてはいけないなどと言いませんが、ホームレスに対しては、ああいうふうにはなるなとか、あまり関わるなということを意外とよく言います」と言っていました。確かにそういうことを言っている人は多いと思いました。そういうことを子どもの時から言われてきた子はそれが当たり前のこととなり、いつかホームレスを襲撃してしまうと思います。子どもの時にきちんと家庭や学校でホームレスのことについて教わることがとても重要なことだと思います。僕はホームレスが襲撃されたりする事件は何度か聞いたことはありますが、死者がいるということは初めて聞きました。ビデオをみて、ホームレスの痛々しい姿や若者を恐がる姿がとても生々しく怖かったです。もっと地域や学校でホームレスのことについて教えるべきだと思います。僕が思ったことは若者はまったく罪の分別をする意識が麻痺してきているのだと思います。何が良くて何が悪いのかを理解している人が少なくなってきていると思います。その原因は僕はやっぱり親にあると思います。子どもをしっかりと見れていないからこういうことをするのだと思います。明らかにホームレスを襲撃する若者は単なるうさばらしゲーム感覚でしています。罪の分別がまったくできていない。生田さんの貴重な体験や話を聞いてとても良かったです。とても良い経験ができました。

P今日、僕は生田武志さんの話を聞いて、ホームレスの人たちがどうしてそうなったのか、なぜ今の状況から抜けだせないのかということを聞けてよかったです。生田さんの話を聞く前の自分と話を聞いた後ではホームレスの人たちに対する自分の考えが変わったと思います。今までの自分はホームレスの人たちにたいしてなった人が悪いなどというあまりにも冷たい目で見ていたとおもいます。でも、生田さんの話を聞いて、今までの自分の考えは何も調べず考えずに思っていたことだと思いました。ホームレスの人たちも自分と同じ人間であるということです。生田さんの話を聞いて、先入観は悪だと思いました。なぜそうなのかという疑問に思って調べてみて、そこから自分の考えを作っていくことが大事だと思いました。最近はホームレスの人たちが増加している理由は、非正規社員の雇用が増加しているからだと自分は思います。企業がどんどん非正規社員を雇い、景気が良い時は良いけれども悪くなるとすぐに首を切るということが原因だと思います。そこに今の日本の社会の現状があると思います。あまりにも冷たすぎる社会が広がっていると思います。このまま行くと日本はどうなるんだろうと思います。実力主義を誇張しすぎて、世の中はどんどん悪くなっていると思います。人はみんな自分一人では生きてはいけないと思います。ホームレスの人たちも一生懸命生きている、そんな人たちのためにも何か手助けをしてあげたいと思っている人たちのほうが素晴らしい人間だと思います。カネ、名誉、地位などのために何でもする人たちよりも。ホームレスの人たちが襲撃を受けていると聞いて、そういうことをする人たちの気持ちはよくわかりません。ビデオでホームレスの人たちは社会でいらない人だと思って裏の正義のつもりだと思ってやったと言っていたが、正義とはそういうことなのかと聞きたいと思います。俳優の武田鉄矢さんがTVで言っていました。正義とは人のために自分の命をかけてやることだと。彼らのやったことは正義でも何でもない。彼らの方がホームレスの人たちよりも社会ではいらない人だと思いました。今日の生田さんの話を聞いて、ボランティアをすることは人間味があって正義があると思いました。

Q今日、生田さんの授業を受けさせていただいて、とても勉強になったと思います。自分の知らないことや、気にしてもいなかったことがよくわかりました。今まで野宿者の人たちのことは変な人だと思ったり、気味の悪い人だと思ったり、ぞっと偏見を持っていました。今回、生田さんの話を聞いて、その偏見がなくなったように思います。現在の野宿者の数はおよそ2万人になっているということは驚きの数でした。正直、あまりわからないけれどそこまで多くないと思っていました。日本だけでその数の野宿者がいるということは、世界ではどれくらいの数の野宿者がいるんだろうかと気になりました。日雇い労働の話で全員が仕事をもらえるわけではないということについて、そのようなこともあるんだと思った。その仕事のもらえなかった人々は仕方なくアルミカンやダンボールを捨てて生活している。一番衝撃的だった話はやっぱり野宿者の襲撃でした。それも自分たちと同じくらいの年代の中・高生が犯人であるので、そんなことをする人間もいるんだなと思った。その人たちは野宿者のことを人間だと思っていないと思う。ビデオでもその衝撃を当時言っていた人は、野宿者のことを生きてる価値がないとか、自分の裏の正義だとか言っていました。やっぱり野宿者も理由があってその生活を余儀なくされているだけで一人の人間なのでそんなことはしてはいけないと思った。今回の授業で、自分は野宿者について見方がかわった気がする。これからその人たちを見かけたら積極的に声をかけることも必要だと思った。

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